魚の目とよく似た皮膚疾患・イボ
魚の目と間違えやすい皮膚疾患に、タコとイボがあります。
魚の目とタコの違い
魚の目と同じように、タコも角質の増殖、硬化によりできる皮膚病。ですが、タコの場合は角質が皮膚の外側(表面)に増殖して厚くなっていき、芯がなく、痛みを感じることもあまりありません。
魚の目と間違えやすいウイルス性イボ
魚の目とよく似た皮膚病にイボがあります。色々な種類がありますが、足にできやすいのは「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」や「ミルメシア」など。ウイルス性なので他の部位に広がったり、他人に感染する可能性があるので、医療機関での診断・治療が必要です。
魚の目ができる原因
魚の目ができる原因は、足に合わない靴を履くことによる外的刺激がほとんどです。
直接的な要因
- 足に合わない靴、ハイヒールなど先端の細い靴や足幅の狭い靴を履き続けている
- 足裏の横アーチがない開張足による、足裏へのダイレクトな衝撃
- 歩き方の癖などによる、歩行時の加重バランスの偏り
- 姿勢の悪さなどによる足裏への重心の偏り
間接的な要因
- 冷え性などによる足の冷え、血行不良
- 新陳代謝の低下、ターンオーバーの乱れ